ネガティブを変える方法
「どうすれば積極的に、ポジティブに英語が話せるようになりますか?」
っていう質問をよく聞きます。
こういったネガティブな質問の裏にはいろいろな要因がありますが、その中でも大きいのは
「私は英語が下手で恥ずかしい」
っていう気持ちです。
この原因は、
「他の人に比べると私の英語なんか~」
っていうところにあるんです。
でもそんな方にはこう質問します。
「他人と英語と上手い下手を比べてどうするんですか?」
他人と英語を比べていると:
以前はAさんと比べて英語が下手だったけど、頑張った結果、私はAさんより上手くなった!でもそれでもBさんの方が私より上手い!もっと頑張らなきゃ!
これの連続です。Bさんの次にはCさんが出てきます。その次はDさんです。そして最終的には英語ネイティブの人も登場したりします!
これではきりがありませんよね!
そして、そういった方の多くは、
「周囲の人も私と同じで、他人の英語を聞いてその優劣を決めているし、その他人の中に私も入っている!」
と思い込んでいます。勝手に他の人と競争しちゃっているんです。
でもこれは単なる「思い込み」にすぎません。
聴かれているものは?
そもそも、「他の人」は、あなたが思っているほどあなたに注目していません。
もっとはっきり言ってしまうと、誰もそこまであなたの「英語」は聴いてません。
あなたが向かい合って対話をしている相手が聴いているのは「あなたの気持ちや想い」です。
対話をしている相手はあなたが伝えようとしている想いは何なのか、それを聴いています。
もちろんあなたの英語は届いています。
でもそれはただの音にすぎません。
「対話」とは、その音の波間から届くあなたの気持ちが相手に伝わること、そして、同じように相手から届く相手の気持ちをあなたが知ることです。
だから「単なる音」である、「言語としての英語」にこだわってもだめなんです。「言葉としての英語」に気持ちをこめると対話が成立するんです。。
フレーズ集で覚えたフレーズを発声しても、多くの場合それは「言語としての英語の発音」にすぎません。フレーズ集のフレーズで伝わりにくいのはそこに心が伴っていないことが多いからなんです。
伝えるものは気持ち
そう、対話で大事なのは気持ちがお互いに伝わること。
気持ちが伝わってしまえばそれでいいんです。
ただそこに「英語」があるだけです。そんな英語に比較は無意味だし、比較する基準もないし、そもそも競争なんて最初から存在しません。
そこに気がついてください。
使う言葉は人それぞれ違います。それは日本語だって一緒です。
言葉の扱い方、表現の仕方が違うだけでそれは個性です。
「言っていることは分かるけど、それができないから苦労してる・・・」
そんな方は英対話力マスタープログラム体験ワークショップに来てみてください。
「上手い下手の英語」ではなくて、「伝えるための英語」を知って楽になっちゃいましょう!
「伝えるための英語」を感じよう!