英語で質問する方法
英語で質問をしてみたけど上手く通じなかった、なんて経験はありませんか?
ポイントは英語で質問をする場合の疑問形と日本語で質問をする場合の疑問形とでは大きな違いがあることです。
それは、質問をする文章の中で重要な部分が最初にくるか、最後にくるか、ということです。
逆を言うと、英語ネイティブな人は話し始めに気をつけて聞いているんです。なので、日本語風に文章の最後を工夫して疑問形みたいな形にしても、そこはあまり注意して聞いていない可能性があるんです。
ちょっとしたコツで通じる
もちろん、思い切りアクセントを工夫してみたり、ボディーランゲージを駆使してみたりすれば、結構通じてしまうんです。でもそれには余計なエネルギーだったり、時間を必要としたりします。
そこで、文章の始めになにを意識するかというと、いわゆる5W1Hという便利なものがあるので、活用しちゃいましょう!
5W1Hとは”why(どうして)”、 “what(何)”、 “where(何処)”、 “when(いつ)”、 “who(誰)”、 “how(どうやって)”というやつです。
これにプラスして、”Do you~”とか”Are you~”というこの8パターンさえ使いこなせれば、確実に90%以上の質問ができます。
ただ、大事なのはこれらの単語は文頭にくるということです。
「何処へ行きますか?」は
“Where are you going?”ですが
このWhereを小さな声で発音すると
“are you going”
と聞こえてしまいます。
こうすると、ネイティブは
“are you going to …..”
などと文章が続くことを期待して聞いてしまいます。
文頭が大事!
でも実際には”Where are you going?”ですので、そこで完結してしまいます。
そうするとネイティブは自分の期待している文型と異なることとなり、混乱してしまうんですね。
こちらは完結した文章を言ったつもり。
相手は未完成の文章の続きを待っている。
これでは意思の疎通は難しくなってしまいます。
最初の”Where”をはっきりと発音して相手に届けてあげることで、こうした意識の行き違いは防ぐことができるんです。
他の場合も一緒です。文頭で5W1HやDoもしくはAreなどのbe動詞をしっかりと発音してあげてください。そうすることで、相手は、「あ!質問が来るぞ!」と待ち構えてくれます。
こうなると、多少文法は崩れていても、相手は
「質問という文型」+「キーワード」
という二つからあなたが何を聞こうとしているかを予想してくれます!
文の最初を意識する!これ是非やってみてくださいね!
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