昔は重い辞書を片手に、ページをめくりめくりしながら会話をしたものですが、それと比べるとかなりスムーズな会話が可能です。
東京オリンピックに向けて、こうした英語や他の言語での会話を助けてくれるツールはますます多彩に、そして便利になっています。
そんな中、タブレット端末などを利用した24時間対応の遠隔通訳サービスというものがあるのをご存知ですか。もちろん、多言語に対応しています。
費用は、月々定額料金で利用が可能なので安心です。
小規模のお店やホテルなどで外国語での対応が可能な質の高いスタッフを常に常駐させておくのはとても大変です。
この遠隔通訳サービスを利用することで、最近は増加傾向にある外国からのお客様にも簡単に対応することが可能です。

時代は遠隔通訳?
使う時にはタブレット端末で通訳者を呼び出して、画面に映っている通訳者に話しかけるだけでオッケーです。
本当に素晴らしいと思いませんか?アプリなんかの翻訳サービスももちろんかなり便利ですが、レスポンスもちょっと悪いし、そこに人間の通訳者が介在しているという感覚だけでも嬉しく感じます。
でもビジネス上での会話だったり、ただの情報の伝達を目的とした会話にはいいのですが、お友達やパートナーと会話をするときに、こんなサービス使いたいと思いますか?
一般的に通訳者は守秘義務がありますので会話の内容が第3者には漏れることはありません。
とは言え、通訳の人に自分のプライベートな話しをするのは気が進みませんよね。
気持ちを伝えるという意味でも使いづらいですね。
ダイレクトなコミュニケーションが最高!
例えば、パートナーから”I love you!”と言われても、タブレット端末の画面に映っている通訳の人から
「愛してる!」
なんて言われても、嬉しいどころかちょっと気持ち悪い気がしたりしませんか?というか、私だったら気持ち悪い!
もちろん、こちらから通訳の人を通して愛情を伝える、なんてのもナシですよね。
「情報」を伝えるのではなく「気持ち」を相手に伝えたい場合、「言葉」が持つ「重要性」というのは一気に少なくなってしまい、言葉以外の要素の重要性が高まるんです。
例えば、会話をしている相手が最高の笑顔のまま自分に悪口を言ってきても、あまり傷つきませんよね?
逆に怒った顔をしながら優しい言葉をかけられても恐怖感を感じてしまうんです。
こんな風にコミュニケーションでは、表情や声のトーンといった「言葉」以外の要素というのがとても大事になるんです。
でも、「英語を習う」というとつい「言葉」の重要性だけを追いかけたくなってしまうのが多くの日本人です。
現在の日本の英語教育システムでは「言葉」の部分が最重要視されていますので、仕方がないとは言え、本当に残念なんです。
この記事を読んだ後は是非、言葉以外の要素を活用することを心がけてみてくださいね!