英語は習うな!(1)では、「英語を話せるようになる方法」と聞いたときに多くの人が思い浮かべるであろう選択肢
「英語を習うこと」
というのは
「インプットがメインとなる方法」
であるということをお伝えしました。
そして、具体例として「英会話学校に通う」という選択肢について説明をしてきたのですが、さぁ、ここで、これまで英会話のレッスンを受けたことのある方に質問です。
あなたが通っていた英会話学校では、例えば約60分間といった1つのレッスン枠の中で、あなたが「実際に英語を話す時間」は大体どれくらいでしたか?
「じゃあ、ペアになって会話の練習をしてください!」みたいな感じで「英語を話すように割り当てられた時間」ではありませんよ。
本当にあなたが「英語を話した時間」です。
15分間ぐらい?10分間ぐらい?それとも5分未満?
平均して15分以上「英語を話していました!」という方はきわめて少ないはずです。
前回の記事にも書きましたが、この記事は英会話学校の欠点をお伝えすることが目的ではありません。

選択肢を知ろう!
英会話学校に通って、「英語を習う」ということが、多くの場合、
「英語をインプットしてもらうこと」
が主な目的になっていることをあなたに知っておいてもらいたかったんです。
そして、あなたにもう一つ伝えたいことは、「英語を話せるようになる」ためには「英語を習う」以外の選択肢があるってことです。
それは、「英語をアウトプットする」ってことです。インプットの反対ですね。
もちろん、英語のインプットが不要という訳ではありません。英語の習得ステージによってはとても大事なものです。
でも、一般的に、日本人には「英語のアウトプット」が圧倒的に足りていないんです!その事実に気がついてください。
例えばスポーツでも、コーチに技術を教えてもらうだけではなくて、普段の練習や練習試合で実際に自分で試して見る、っていうのがとても大事ですよね。
ちなみに、日本人は既に学校教育を通して沢山の英語がインプットをされているんです。ですので、英語をアウトプットする、という選択肢も意識してみてください。
アウトプットも意識してみて!
英語のアウトプットと言っても、色々ありますが、きわめてシンプルな方法で練習をすることができます。
例えば、ただ街中を歩いている外国人の人を見つけて話しかけるのもいい方法です。
この方法のいいところは、お金もかからないし、重くてかさばるテキストもいらない。それに忙しい人でも、ちょっとしたすきま時間をみつけていつでもできるので、いいことずくしです。
さて、あなたが
「英語を話せるようになりたい!」
と思った時、これからは
「英語のインプットを意識した方法」と「英語のアウトプットを意識した方法」
の2つがあることを意識してみてください。
そして、自分にとって何が大事なのかを十分に検討し、納得をしてから「方法」を決定して欲しいんです。
そうすれば、いままでどおり英会話学校に通ってみたり、テキストを買って独学したとしても、きっと効果は倍増するはずです!
「英語を話せるようになる」ためにかけるお金と時間。せっかくだからきちんと効果を出したいですよね!
この記事が「英語を話せるようになるための方法」を選択する時の参考になれば嬉しいです!
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