いわゆる「出来る人」ではなくても知識をたくさん持っている人はそれだけで尊敬の対象になったり、一目置かれる存在になることができました。
無知と言う言葉も普通は知識がない、と言う意味で使われますので、これまでの社会において、どれだけ「知識」が重要視されてきたかがよく分かります。
そもそも日本の教育システムが知識を詰め込むものとしてつくりあげられていますよね。
昨今では、スマートホンの存在も当たり前となり、インターネットも常に身の回りにある存在になっています。

知識は誰にでもアクセス可能に!
もし知りたいことがあれば、インターネットに「質問」をすればGoogle等の様々なサーチエンジンを通して簡単に新しい知識を得ることができます。
しかも、これが誰にでも何処ででも出来るようになってしまったわけです。
さらには、AIの活躍が段々と現実的で身近なモノとなりつつあります。
このような状況下、「知識よりも知恵が大事」とちまたで言われるようになっています。
例えば、インターネットに存在している膨大な情報は玉石混合で、間違った情報や偏った情報も多く散見されます。
従って、目的や用途等に応じて、適切な情報を見つけ、判断する能力が大事になってきます。ここに知恵が活躍するわけですね。
といったようなことは、多くの方が当然のように知っていることと思いますが、これを英語の習得にあてはめてみたらどうでしょうか?
キラリと輝く知恵が欲しくない?
例えば、「英語が出来る人」はどんな人ですか?と聞かれたら、あなたは、「多くの単語を知っている人」や、「正しい文法を知っている人」を思い浮かべてしまいませんか?
でも、Google翻訳やその他の沢山の翻訳アプリ等を使えばほぼリアルタイムで知りたい単語はすぐに見つけてきてくれます(しかも多言語で!)。
文章にしたところで、一般的な英会話レベルの文章であれば、かなりの精度で短時間で翻訳し、ついでに、発音までしてくれます!
ここまでくると、一生懸命単語を覚える意味はなんでしょうか?
文法の構文を覚える重要性はどれほどでしょうか?
もちろん、知識と同様で、一々調べるのは面倒ですから、知っている方が便利かも知れませんが、以前よりもアドバンテージは減ってしまっていますよね。
もしあなたがここまで読んで納得ができたのであれば、今後の英語の習得方法についても疑問をもってみませんか?
「英語でも、知識より知恵」ってことです。
学校での英語教育が簡単に変わらないのは仕方がないにしても、あなたの英語に取り組む方法はいくらでも、いつからでも変えられますから。
ちなみに、ここで言う英語に関する「知恵」のことを、このサイトでは
「英対話力」
ってよんでいるんです!
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