特に、英語のレッスンとかで、日本人同士で英語で会話をする時って妙に気恥ずかしい気持ちになったりしますよね。
これって、相手が日本人だと、自分の英語を聞かれて、自分が評価されてしまう!って無意識に勘違いをしているからなんです。
でも、もし英語のレッスンで日本人同士で英語を話している時、相手の英語の上手い下手を判断したり、その英語の上手い下手で相手の人柄とか人間性とか評価しようとしたりしますか?
もちろん、うまいなぁ~、すごいなぁ~ぐらいは思うでしょうけれど、だからその人がいい人とか悪い人とか判断はしないですよね?
実は、同じことが相手の人にも当てはまるんです!あなたが思うほど相手の人はあなたの英語の上手い下手を気にしてないことがほとんどですし、ましてや、あなたの英語のレベルであなたの評価をしたりなんかしていないんです。
この現象、多くの人に普通に生じるもので、別にあなたのせいなんかではないんです!

日本の教育は減点方式だから・・・
なぜこのような気持ちが生じてしまうかと言うと、それは英語に対する日本での教育システムの自体に大きな問題があるからなんです。
日本の教育システムでは、基本テストで英語力が評価されます。そして、日本のテストというのは、極端な言葉を使うと「あら探し」でしかないと私は感じています。
最初は4線の書かれた紙にきれいにアルファベットを書き、大文字はこう、小文字はこうと、細かく教えられます。
このとき、ちょっとでも線から飛び出たり、線にとどいていなかったりするとバツをつけられたりしてしまいます。
コンマがちょっとピリオドに見えるとバツにされます。大文字が小さい字で書かれていると、それだけで全否定されるかのようにバツにされます。
そしてバツの数がいかに少ないかを競うのが試験です。
間違っている箇所ばかりが指摘され、正しいところはそれで当たり前であるかのようにスルーされる感じです。
英会話教室に行っても似たり寄ったりです。会話中で細かく時勢がチェックされて、過去形じゃないとダメだしされて、三人称単数が抜けるとダメだしされて、”a”がないとダメだしされて・・・
多少間違えても、きにしな~い!
こんな具合に、ひたすら、「どれだけ間違っているかを評価」されてきたら、そりゃ、いつも評価を気にしてしまいたくなります。
でも、そろそろ、ひらきなおっちゃいませんか?
「私は英語を間違えてもいい!通じてしまえばいい!」
こう思ってしまってください。口に出してしまえばなおよいです!思うだけでも、深層意識への刷り込みがされるので大丈夫ですよ。
もし間違えすぎて通じなかったらどうすればいいか、心配ですか?
そんな時は
「もう一回挑戦しましょう!」
それでもだめなら
「もう一回」
周囲の評価を気にしないで、是非、「もう一回」を繰り返してみてください!
英語を話せるようになるための、大きなコツのひとつですよ。