「英会話じゃなくて、英対話なんですね!」
って言ってくれます。
私としても一番お伝えしたい部分ですので、そこに気がついて質問をしてくれるのはとっても嬉しいんです。
そして、
「英対話っていうのは~」
と英対話について説明をすると、本当に多くの人が、
「それ、いいですね~!」
って賛同してくれて、本当に嬉しいんです。
でも、実は、「いいですね~」と思っている人でも、総論賛成、各論反対みたいな人が結構いらっしゃいます。
もちろん、違う意見があるのは当然なので、
「英対話力っておかしくない?」
って言う人がいてもOKです。
でも、「英対話力の話しを聞いても賛同はできるけど、いまいち納得できない!」って人が意外と多いので、その原因を考えてみました。
そうすると、結構当たり前の答えに思い至ったんです。

英語は勉強しないと!?
それは、
「英語は勉強をしないといけない!」
っていう「常識」に囚われてしまっている人が多いということです。
例えば、
「英語っていうのはコミュニケーションのためのツールなんだから、話す練習って大事ですよね!」
って言っても、
「それは分かるけど、でも、話すためには勉強しないとですよね?」
って返事が返ってきます。
何を言っても同じことで、
「確かに言っていることは分かるけど、でもそれって絶対じゃないですよね。結局は勉強が必要ですよね?」
ってなってしまいます。
このパターン、私は日本の英語教育の弊害だと信じています。
英語に限らず、日本の教育では減点方式が採用されています。
スタートが100点で、後は間違えた分だけ点数が引かれるというものです。
この減点方式では「勉強」は確かに有効です。
そのため、小さい頃から、「勉強は決して裏切らない」・「勉強はやればやるだけいいモノ」と教え込まれているんです。
減点方式での「英語」では、勉強をすれば、成績は上がるし、逆に、成績を上げたければ勉強が必須になります。
あなたはやってみる?
この感覚が余りにも意識の中にしっかりと植え込まれているので、「英語」と聞くと条件反射的に「勉強!」と反応してしまうんですね。
「試験のための英語」ではなくて、「コミュニケーションのための英語」なのに、「勉強しないと!」って思い込んでしまっています。
これは、「勉強をしていると安心できる」っていう感覚なんですね。
なんか、洗脳されてしまっているみたいで、ちょっと怖いです。
一方の「英対話力」というのは実践的な場を経験することで、発揮出来るようになる割合がかなり大きいです。
「実践的な場を経験する」
ということは、
「実際にやってみないと分からない」
ということでもあります。
この場合、
「やってみないと分からないなら、それってなんとなく怪しくない?」
と思考が流れてしまう人が実に多いんです。
でもね、
「やってみないと分からないなら、やってみないと分からないんです。」
なんか禅問答みたいですけどね。
さぁ、「やってみないと分からないこと」に直面したら、あなたはどうしますか?
とりあえず、疑って見る?それとも、試して見る?