さて、「友達になる」の意味Part 1では、
私が「外国の人と友達になりましょう!」と言う場合、それは
「相手の人と、その状況に応じて信頼関係を築きましょう!」
ということである、ということを説明しました。
そして、会話では信頼関係を築けないので、結果として、相手の人と「友達」や「友人」になることは難しいんです。
反対に、対話によって信頼関係が生まれると、真の意味でのコミュニケーションが成立し、結果として、相手の人と「友達」や「友人」になれる、ってことです。
ということで、大事なのは「対話」なんです。

キーは対話によるコミュニケーション
でも、
「相手の人と、その状況に応じて信頼関係を築きましょう!」
と言っても、シチュエーションに応じてその深さは様々です。
誰かと対面した時、その状況に応じた深さの信頼関係を作ってコミュニケーションを生み出すのが「対話」と言えます。
「信頼関係の深さを調整してコミュニケーションをする」なんて聞くと難しく感じますか?
でも皆さんだって、必要とされる信頼関係を無意識の内に察知することで、適切なコミュニケーションを日常的にしているんです!
道端で道案内を頼まれたときに必要となる信頼関係の深さと、タクシーに乗った時に運転手さんと会話をする時に必要となる深さとでは、差がありますよね。
また、会社の同僚とのコミュニケーションに必要とされる信頼関係の深さと、クライアントとのコミュニケーションに必要とされる信頼関係の深さとでは、差があります。
そして、私の言う
「外国の人と友達になりましょう!」
とは、使う言語が日本語であるか英語であるかは関係なく、
「自分と相手との間に少しでも信頼関係を築きましょう!」
ということなんです。
信頼関係が構築されていれば、多少英語が不自由であっても、コミュニケーションは自然と円滑になるんです!
ビジネスでも重要です
例えば、海外から外人のクライアントや上司がやってきた場合、英語が多少話せなくてもいいんです!
先ずは、臆することなく相手の目を見つめ、堂々とした態度と笑顔で握手して、大きな声であいさつをしましょう!
それだけでも最低限の信頼関係が築けるんです。
別に滑らかな英語でなくてもいいんです。
「あなたを大歓迎しています!」
「あなたにお伝えしたいことがあります!」
という気持ちを前面に持ってきて、それをあらゆる手段を使って表現し、相手に伝えればいいんです!
このようして信頼関係を築いた上で商談なり、プレゼンなりに入ってください。
そうすれば、例え英語は下手でも、通訳を介していたとしても、そこでの意思の疎通はかなり滑らかになりますよ!
さあ、あなたも私と一緒に
「外国の人と友達になりませんか?」